- 光ファイバジャイロにより検出した角速度から計算した方位角と管推進距離から掘進機の位置を推定する装置です。
- 本装置は掘進機の先導管とは別に用意した本装置取付済みの専用管を搭載する方法と、掘進機内に直接設置する方法の2種の取付方法があり、
現在までに150件以上の施工実績があります。
- 本製品は、方位計測や各種センシングをおこなうSリード計測装置と、電源供給やコントロールのためのコンソールボックスで構成されます。
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Sリード コンソールボックス
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作業員による掘進機操作およびSリードの使用状況
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- 光ファイバジャイロにより検出した角速度から方位を計算します。
- 掘進オペレータの意見やアドバイスを参考にした、計画線と対比した分かりやすい計測結果表示方法を採用しています。
- 掘進機の進路予測や操舵のシミュレーション機能など、若年世代に受け入れられやすいゲーム感覚要素が搭載されています。
- 過去の施工実績をもとに統計的に分析した結果から、推進施工における掘進機の横滑りを推定して補正する機能が搭載されています。
- 計測結果をタブレットやスマートフォンなどのWeb画面上で確認することができる「モニタリングサービス」もご用意しております。
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Sリードは掘進機の施工方式および管径に合わせて製作します。掘進機の構造により装着する位置が異なります。
一体型はレーザ光の通過が不可能、分離型は可能です。
- 一体型は適用管径 φ 250 から製作可能です(外形寸法 240 w × 220 H × 430 L)
- 分離型は適用管径 φ 400 から製作可能です(外形寸法 440 w × 225 H × 320 L)
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- 掘進オペレータを含む現場関係者の意見やアドバイスを参考にして、可能な限り簡単な操作で計測を行えるように工夫しました。
- 基本画面上では、計画線(Sリードでは「誘導計画線」と称します)からの離れ量を確認することできます。
- また、CADを模した別の結果表示画面では、掘進機の各部における位置関係やオペレーションを支援するシミュレーション機能を使用できます。
- Sリードによる掘進機位置推定計測は、通常は管1本推進毎に行います。
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Sリードのメイン操作画面
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Sリードの結果表示およびシミュレーション画面
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用意されているシミュレーション機能一覧 |
- 修正操舵量予測シミュレーション
掘進機操舵方向のための修正ジャッキを設定した時の掘進機の進行方向をシミュレーションすることができます。
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- 掘進機先端位置予測シミュレーション
掘進機の中間部にあるSリードから、掘進機先端部分の位置をシミュレーションすることができます。
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- 次回計測結果予測シミュレーション
現在までの計測結果から、次回の予測結果をシミュレーションすることができます。
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- 到達位置予測シミュレーション
到達立坑に接近した際に修正操舵量予測シミュレーションと合わせて中心位置からの予測ズレ量をシミュレーションすることができます。
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- Sリードは計測に関するデータをクラウドサーバに転送して
Webブラウザが搭載されているPCやタブレット、スマートフォンなどでモニタリングすることが可能です。
- 現場の状況を会社事務所や外出先で簡単に確認することができます。
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計測結果のWebモニタリングイメージ
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※Sリードは公益財団法人鉄道総合技術研究所と株式会社ジェイアール総研情報システムが鉄道車両計測技術を応用して開発した、地中での位置計測システムです。
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